2007年01月18日

にんじん / 友部正人

にんじん

 吉祥寺に住んだのはこの人の歌を聴いたからだ。初めて来た時、中道商店街を何度も歩いた。「のろ」にも行った。
 もちろん、阿佐ヶ谷の駅にも行った。ホームに立ち、「一本道」を心の中で歌った。中央線が空を飛んで、あの娘の胸に突き刺さるところを想像した。
 オレンジ色の電車は空をゆっくりと進んでゆく。その時、あの娘はやはり吉祥寺を歩いていなければいけないと思った。
 電車はあの娘の胸をめがけてゆっくりと空から降りてゆき、あの娘が痛くないようにそっと突き刺さるのだ。そんなことを想像した。

 生ギターとハーモニカと肉声のみ。だけど圧倒的な音世界があるのだ。僕は初めて聴いた時からその大きさにやられるしかなかった。それだけ友部正人の歌は巨大だった。
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2006年12月31日

B'DAY / Beyonce

Beyonce

 子供の頃、父の友人がよく家に遊びに来た。その中で、とってもやさしい人がいて、僕はその人が好きだった。
 でもその人はいろいろ問題のある人だった。いわゆる「その筋」の人でしかもシャブ中だった。でも僕にはとてもやさしかった。街で会うといつも多すぎるくらいのお子遣いをくれた。
 
 この間、テレビでBeyonceの「IRREPLACEABLE」という曲のPVを見た。何だかとても切ない曲で、そのPVもとても切ない感じがした。
 そして、そのPVの中のBeyonceがその父の友人の奥さんにそっくりだったのだ。 
 その人の奥さんはとても綺麗で、いつもいい匂いがした。その父の友人も好きだったけど、その奥さんはもっと好きだった。
 
 Beyonceは名前は知っていたけど、ちゃんと聴いたことはなかった。たぶん、いつもなら興味を持たないジャンルの音楽をやっている人だと思う。でも、たまたま見たPVが子供の頃の記憶を呼び起こして、心に響いてしまった。

 BeyonceのサイトでそのPVが視聴できるので、何回も見た。そして、見る度にその父の友人と奥さんのことを思い出してとても切なくなった。

 その人はとても綺麗だった。本当に綺麗だった。
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2006年12月27日

Dear my unborn Baby / 愛葉るび

ruby

 破廉恥ジェネリックスのヴォーカリスト、愛葉るびのファースト・ソロ・アルバムである。作詞・作曲・演奏・歌をすべて一人でやっている。すごいのだ。
 歌詞もふくめて共感できる要素が多くて、手に入れて間もないのに、もう何回も聴いている。
 その音世界は何だかとても懐かしい。素直に僕の感情に入ってくるその歌がとても愛しい。
 今日は家に帰ってくるまで心がずっと穏やかだった。静かな夜に僕はまたこのアルバムをしみじみと聴こうと思う。
 
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2006年12月25日

TWO'S MISSING / THE WHO

TWO'S MISSING

 THE WHOのアメリカにおけるシングルのB面曲などを集めたコンピ盤だ。クリスマス・プレゼントに恋人が買ってくれた。
 恋人はレコードを買うのが初めてで、楽しそうだった。「レコードを買うのはカッコいいねえ」と喜んでいた。だから僕もとてもうれしかった。
 恋人はプレーヤーを持っていないので、恋人が家に来た時に一緒に聴こうと思う。

 恋人がTHE WHOを好きになってくれてうれしい。
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2006年12月14日

Kittenish Love / ACO

aco001

 今日は朝からずっとACOのこのアルバムが頭の中で鳴っていた。ファースト・アルバムだけど、その音世界はすでに完成されていて、初めて聴いた時はとにかくすごいと思った。まだ初々しさが残る歌声はなぜか僕を切なくさせるのだ。
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2006年12月13日

天使たち / THE STREET SLIDERS

天使たち

今の僕にはロックンロールが足りない。
だからTHE STREET SLIDERSの「天使たち」を聴く。
とびきりのロックンロールに僕はニヤリとする。
日本にもとびきりのロックンロール・バンドがいるじゃないか!

ハリーの声ってとってもあたたかいね。
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2006年12月09日

Netar / bice

bice

 昼間のうちに買出しに行ってきた。最近、一度咳き込むとなかなか咳がとまらないことが多くなった。寒くなったし、風邪っぽいし、用心しないといけない。
 それで何か飴を買おうと思い、チェルシーを買おうと思ったのだけど、忘れてしまった。
 チェルシーのことを考えると必ずイメージとして浮かぶ曲がある。大好きなbiceの「ネクター」というアルバムに入っている「Green Cherry」という曲だ。
 何故かわからないけれど、チェルシーとこの曲は僕の中では結びついているのだ。不思議だね。
 というわけで、biceの「ネクター」を聴いた。こんな雨の日にbiceのやさしい音楽は心地いい。
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2006年12月08日

ROCK'N'ROLL / JOHN LENNON

ROCK'N'ROLL JOHN

 精神的にも肉体的にもheavyな一週間だった。やっと週末だ。今週末は土日とも休めるのでゆっくりしようと思う。

 今日はジョン・レノンの命日だ。毎年、何か特別なことをしたりはしない。家に帰って、しみじみとジョンのレコードを聴くだけだ。もうずっと、聴くのはこの「ロックン・ロール」というアルバムだ。
 ジョン自身が影響を受けたり、大好きなロックン・ロールの名曲を集めた作品だ。僕はこのアルバムが大好きだ。
 
 疲れ果てた週末、ジョンのロックン・ロールを聴いてしみじみと過ごそうと思う。夜はまだまだこれからだ。
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2006年12月07日

シトラスe.p / advantage Lucy

j-citrus.jpg

 靄のかかった海は白く佇み、その大きさを不気味に隠していた。かすかに見える船は幻のように見え隠れする。
 空も灰色の雲に覆われ、太陽の光を遮っている。だから、とても寒い一日だった。
 寒いのは肉体だけじゃない。精神もその寒さに震えている。とびきり甘い紅茶を飲み、心を落ち着かせる。この瞬間、すべてが報われた。だからすべてよしとしよう。
 
 潮の香りの中、歩きながら聴いたadvantage Lucyの音楽はいつになく切なかった。
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2006年12月02日

THE WHO SELL OUT / THE WHO

sell out

THE WHO、三枚目のアルバム。1967年の作品。これはもう大好きな作品だ。だからよく聴くのだ。前にも書いたけど、THE WHOのアルバムの中でいちばんポップな作品だと思う。どの曲もよくて、捨て曲がない。なかでも大好きなのは「TATOO」だ。これはとても切ない歌だね。
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2006年11月25日

LIVE AT THE MARQEE CLUB / THE HIGH NUMBERS

the high numbers

 THE HIGH NUMBERSとはもちろんTHE WHOのことだ。これはブートレッグで、今日、吉祥寺で見つけて手に入れた。こんなにカッコいいジャケットだったら買うしかない。音質は最悪だったけど、それでもバンドの生の熱さが伝わってきてよかった。これはもう部屋に飾っておくしかないだろう。いやあ、カッコいい。
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2006年11月24日

BOB DYLAN'S GREATEST HITS / BOB DYLAN

BOB DYLAN

 冬の寒い夜。ターンテーブルにのせたのはボブ・ディランの「グレーテスト・ヒッツ」だ。僕が持っているのは日本盤の古いやつで、2曲多く入っている。
 ボブ・ディランを聴きたくなる時は決まって心が荒んでいる時だ。このアルバムは単なるベスト盤以上の力を持っていると思う。だから聴きたくなる。今日も大好きな「I WANT YOU」を聴いたら切なくなった。
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2006年11月23日

刹那 / 小沢健二

刹那

今までちゃんと聴いたこともなかった。
行きつけのレコード屋さんで流れていた曲が耳に残った。
レコードを見ながら聴いていたら泣きそうになった。
それが小沢健二の「いちょう並木のセレナーデ」という曲だった。
多分、その時の僕の切なさとこの曲が持つ切なさが共鳴したんだと思う。
次の日、僕はその曲が入っているアルバムを手に入れた。
それがこの「刹那」というアルバムだ。
日々の忙しさや苦しさに押しつぶされそうになって、忘れかけている気持ち。
そんなものがふと僕の心のスクリーンにまた映し出された感じがした。
音楽は時としてこういった事をやらかすもんだ。
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2006年11月20日

TWO SIDES OF THE MOON / KEITH MOON

moon

THE WHOのドラマー、キース・ムーンのソロ・アルバム。
カット盤だけど、とても状態のいいアナログ盤を見つけて手に入れた。
最近はCDで簡単に手に入るけどね。やっぱりレコードがいいね。
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2006年11月18日

ENDLESS WIRE / THE WHO

ENDLESS WIRE

手に入れてから毎日聴いている。
これはもうすごい。
聴きこめば、その音へのこだわりがすごいことがよくわかる。
どの曲もTHE WHOの音だ。
当たり前だけど。
何だかうれしい。
2006年の今、THE WHOの新作を聴けることがとてもうれしい。

今日は恋人と一緒に聴くのだ。
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2006年11月12日

THE BEATLES / THE BEATLES

white album

通称「ホワイト・アルバム」。
四人、それぞれの音。
ばらばらなようで実はちゃんとまとまっている。
ジョンの存在感。孤独感。
ポールの野性味。音感。
ジョージの繊細さ。自己主張。
リンゴのやさしさ。ビート。
それぞれが絡み合ってひとつの音になる。
それは紛れもなくビートルズの音だ。
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2006年11月07日

ENDLESS WIRE / THE WHO

ENDLESS WIRE

THE WHOの24年ぶりのスタジオ・レコーディング・アルバムなのだ。
「ババ・オライリー」や「無法の世界」のシンセサイザーをイメージさせる一曲目「FRAGMENTS」。ピートの生ギターだけでロジャーが歌う「A MAN IN A PURPLE DRESS」はもはやブルースだ。前半はわりと落ち着いた曲が続く。ピートが歌う「YOU STAND BY ME」は今のピートだからこそ歌える曲だ。

キース・ムーンが死んで、ジョン・エントウィッスルも死んだ。いろんな問題を抱えながらボロボロになったピート・タウンゼントとロジャー・ダルトリーはそれでもTHE WHOを生きている。二人の生き方に誰も文句は言えない。ピートの曲をロジャーが歌う限りTHE WHOはTHE WHOであり続けるのだ。THE WHOってカッコいいぜ。僕もどんなにボロボロになってもしぶとく生きてやる。

THE WHO万歳!
posted by 慈音 at 22:25| Comment(0) | 大好きな音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月05日

FACE TO FACE / THE KINKS

facetoface

このアルバムは奇蹟的だ。
特にA面の曲の流れはすごい。鳥肌ものだ。
この頃、まだロック・オペラという概念はなかった。
でも一つ一つがまとまって、ひとつの世界を作っている。
レイ・デイヴィスのソングライターとしての才能が光っている。

なんて、雑誌かなにかのレコード評みたいなことを書いたけど、言いたいことは
このアルバムが大好きだってことなのだ。
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2006年11月04日

CLOSING TIME / TOM WAITS

CLOSING TIME

けだるい土曜日の朝。
だみ声だけど、まだまだ若々しいトムの歌を聴いた。
その後のトムの音楽の変化を考えると、これがいちばんシンプルな作品だと思う。
トムの歌はいつだってやさしい。
トムの弾くピアノはせつない。
その音はいつでも僕の胸をかきむしる。
「マーサ」のピアノは悲しい。
年老いた時、僕もこんな思いになるのだろうか。
「マーサ」を聴くと、時の流れの儚さを思い知る。
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2006年11月03日

HEY JUDE / THE BEATLES

HEY JUDE

アメリカのキャピトル編集盤。
ジャケットが最高にいい。
「RAIN」や「DON'T LET ME DOWN」が入っているから大好きなアルバムだ。
こんな日に「DON'T LET ME DOWN」を聴くととてもせつなくなる。
ジョンの声っていいなあ。
posted by 慈音 at 23:31| Comment(0) | 大好きな音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする