2005年01月13日

パンドラの匣 / 太宰治(新潮文庫)

 太宰治が河北新報に・載した「パンドラの匣」と「正義と微笑」の青春小説二作を収録してある。他の太宰の作品と比べると異色というか変に前向きであるが僕は好きである。
 玉川上水沿いの道を歩きながら、よく太宰のことを思う。この小説を・載中、太宰はもうすでに前向きな気持ちは損っておらず、物語を早々と完結させたらしい。どんな思いがあったのかは僕にはわからない。でもこの小説は物語として純粋に生きている作品だと思う。
posted by 慈音 at 22:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 慈音書房 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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